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ソウルの隣で・・・^^

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水原市 華城観光 (その2)

山をえっちらおっちら登って城壁に到着。
城壁自体はそんなに高くないのですが、のぞき穴がたくさん開いていて、鉄砲などで外に近づく敵を狙えるようになっています。
途中に鐘があり、3回たたくのに1000w。そこでは華城見学料も徴収していました。大人1000W。
水原市 華城観光 (その2)_d0003561_10545629.jpg


ところでこの華城は1700年代の末に作られたのですが、当時の敵って誰?と聞いたところ、オットいわく、日本だろう。
え??秀吉はいつ来たっけ?(文禄・慶長の役は1500年代の末)日本の訳ないじゃん。と日本人の私は思うのですが、当時、朝鮮内には内乱を起こす可能性があったとも思えないし、やっぱり日本?
じゃ、ほとんど使わなかったじゃん(^^;)
その証拠に、この城壁は朝鮮戦争の時に一部破壊されたそうで、その前は全部あったらしいです。

復元されたものもありますが、長い城壁はなかなか興味深く、要所要所にある見張り台や小さい門、狭い出口など、当時の様子がしのばれます。



さて、時間になったので華城列車に乗りました。
水原市 華城観光 (その2)_d0003561_10552538.jpg

これは列車と名が付いていますが、レールではなくタイヤで道を走ります。
英語と韓国語でアナウンスが流れ、地図を見ながら見学するとなお楽しめると思います。
山の上の城壁はあまり高くないのですが、平地に作られた壁は高く、その外には芝生が生えていてとてもきれい。
芝生の上でくつろぐ人もたくさんいました。
またいくつかある門も立派で、息子は写真を撮りまくり、将来はカメラマンになろうか、などとほざいていました(笑)

さて、3Kmほどの列車の旅も30分ほどで終わり、終点地点では弓矢の体験中。
それを見た息子はダッシュでそこに向かい、5本1000Wで、弓を放ってきました。
と言っても弓矢って力がないと飛びませんから、ほんの数メートル飛んだのみ(苦笑)
将来は弓を習いたいと言っておりました(^^;)
そうそう、武術24技の公演もそうだったんですが、弓矢の的の絵は「いのしし」(笑)
日本の的は丸なのに、「いのしし」の絵とはなかなか面白いです。

そこからまた最後まで城壁に沿って歩きました。
途中には公園があったり、子供の遊び場などがあって子供も喜んでいました。
城壁は町をぐるっと囲んでいますから、だんだん向かい側に出発地点が近づいてくるわけで、出発地点は山の上でしたが、最終地点はかなり平地に近く、現在は市場などがあるために城壁は切れています。
いくらいくつかの門があるとはいえ、城壁がぐるっと囲んでいたら、やっぱり市民生活には不便でしょうから、このままでもいいと思いました。
城壁の最終地点から華城の1番の八達門まで歩き、とりあえず華城めぐりは終わりました。
水原市 華城観光 (その2)_d0003561_10563861.jpg
(ちょっとぼけてますが、城壁の最終地点)

結局思いの外時間が掛ったためKBSには行けず。
もっとも中の見学は事前の予約が必要だとかで、行っても中には入れなかったようです。
そうでなくとも秋夕の連休中ですから人はあまりいないでしょうしねえ・・・・・。

そうそう、水原で素晴らしいのは公衆トイレです。
この公衆トイレは2002年のサッカーワールドカップに合わせて新しく作られたもので、当時も話題になっていたのですがとても清潔できれいです。
子供も連れているし、外回りですからいつもトイレが心配。
建物の中ならまだしも、外の公衆トイレの多くは不衛生なものが多いのですが、ここ水原の公衆トイレは掃除の責任者が4人いて、毎日掃除をしているようです。
実際、トイレを利用中にアジョシが女子トイレの掃除を始めて、ちょっと目が点になりましたが・・・・(^^;)

水原はソウルからも1時間の距離ですし、華城観光はかなりお勧めです。
3時間ほどで水原を廻るツアーもありますが、華城にさえ到着すれば(水原駅から華城行宮までタクシーで10分ほど、料金は2500Wぐらい)後は歩いて見学できますし、ぶらぶら歩きながらの見学がいいんじゃないかと思います。

韓国旅行の参考になれば幸いです。
私はあまりに気に入ったため、住んでも良いとすら思いましたよ(笑)
by ayamama-de2 | 2007-09-29 08:58 | 韓国観光