オムテウンアジョシのMBC 2004年のベスト劇場「コムスクに行く汽車」を偶然見つけました。
このドラマはドイツの小説家フリッツ・オットマンの小説「コムスク旅行」(名前正確じゃないです。アマゾンで見つからないので....)を原作にしたドラマで、非常に哲学的と言うか、人生を考えさせられるドラマでした。
舞台はドイツ(のよう)で韓国ドラマの雰囲気は全くありません。唯一気になるのは、汽車がセマウル号だって言うことだけで(苦笑)駅や景色も韓国っぽくないです。
ストーリーは1930年代っぽい雰囲気で、ある結婚したての夫婦が、夫の人生の目的である、「コムスク」に行く所から始まります。その汽車は途中停車し、停車中にその村に行ったところ、汽車に乗り遅れてしまいます。果たして、二人はコムスクに行けるのでしょうか?
アジョシがとても良いです。
人生のすべての目的として表される「コムスク」ですが、それは人それぞれの夢なのかもしれません。人は夢に向かって歩きます。ところが、その途中で、思わぬ邪魔が入ったり、失敗したり。なかなか夢にたどり着けません。そうするうちに、今の生活に追われ、また、安住してしまう。でも、人は夢を忘れません。決して叶わなぬ夢だとしても.......。
久々にいいドラマを見た、と満足しました。
こういう人生を考えるドラマ、たまにはいかが?