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韓国映画「M」2007年

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カンドンウォンの「M」を見てきました。

全く事前に何も知らずに、ただ、「私たちの幸せな時間」のカンドンウォンが良かったし、コンヒョジンやイヨニちゃんということで、きっと面白いに違いないという漠然なイメージを持っていきました。

始まってすぐ、凝った映像とサスペンスチックな画面を見て、「あ、失敗した。これってサスペンスだったの?怖いやん」
と思ったのですが、とにかく映像が綺麗だし、編集も非常に凝っていて、「ヒッチコックの映画みたいだ」と感じました。

時々ある寒いコメディーシーンに多少白けましたが、他はとても良かったんです。

私は「ダイヤルMを回せ」は見ていないのですが、ヒッチコックの映画は好きで何本か見ているので、映像のカラーや編集がとてもヒッチコックのサスペンス映画みたいでした。

で、「いやあ、この映画凄いなあ」と感心して見ていたのですが、だんだん雲行きが怪しくなりました。
つまり、ひねくりすぎ。「こりゃきっと破綻するぞ」と思いながら見ていたのですが、案の定、懲りすぎて収拾がつかなくなってました。

主人公は小説家なのですが、その小説家に起こる奇妙な出来事。
で結局、その小説家の初恋の女の子の怨念?が引き起こした出来事なんですけれど、大風呂敷を広げたは良いけれど、結局収拾がつかなくなってしまったって感じの映画でした。

カンドンウォンは良かったと思うんですけれど、何て言うか、見ながら「よく演技してるね」と多少同情心が出てきてしまいました。
それに、コンヒョジンの存在意味も不明。これじゃ可哀想。
一番良かったのはイヨニちゃんでしょうか?

とにかく、家で見ていたらちゃぶ台をひっくり返したくなっていたかもしれません。

この映画の監督さんは「刑事Duelist」の監督さんなんですね。
その映画は見ていないのですが、評判は聞いてましたので、きっとこの監督さんは映像が売りの人なんだろうな、と思います。
ところがその映像に見合った内容の映画を撮れていないんですよね。

見終わった後、なんとも感想のしようのない映画に仕上がっていました。
正直、ちょっと残念です。
前半だけは良かったんですけどねえ・・・・・・(^^;)
by ayamama-de2 | 2007-10-26 12:27 | 映画