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韓国映画の将来

去年、近くに映画館が出来たので、興味を持った映画は映画館に見に行きました。
私は映画は劇場で、というポリシーを持っていますが、主婦ですので値段は安く、ということで、映画を見るのは常に平日の第一回上映、4000Wで見ています。

ブログのレビューで調べてみましたが、去年は17本ほど映画を見ているようです。
で、今も心に残っている映画は片手ぐらいですねえ。
チラシや記事を読めば思い出しますけど、そうでもしなければ覚えていない映画ばかりです。安い値段で見たせいで映画の価値を感じられないせいかもしれませんが、(だって1800円(だっけ?)で見たら覚えてるじゃない、高いんだもん(苦笑))とにかく凡作が多かったです。

朝鮮日報2007.3.14

この記事を読んでいただけると分かりますけど、昨年製作の映画の80%近くが赤字です。上映期間も、近所の映画館では1週間で打ち切りの映画がとても多かったです。見るからに駄作って映画も多かったのですが、私は面白かったのに、という映画でさえ、1週間で打ち切りの憂き目に会っています。それはつまり、作りすぎ。
あまりに多くの映画を作ったせいで、新作封切り映画のために、面白い映画であっても1週間で結果を出せなければ打ち切られてしまうのです。
スクリーンクォーターは何の為?

また先日、韓国映画の師匠である友達に会って話したのですが、趣味として韓国映画を隅々見ている彼女でさえ、2時間ドラマで十分な作品が映画化されているとぼやいていましたし、マニアならではの笑ってすまされるB級映画も多いようです。

正直、私は韓国映画に特別な愛情を持っているわけではないので、たとえ4000Wでももったいないし、私の2時間を返して!!といいたくなる映画もあったので、今年はまだ映画をほとんど見に行っていません。
私が最近忙しくて、ご近所の映画ファンのブログに行けてないという事情もあります。大体はご近所のお勧めで見に行くことが多かったので(^^;)マニアすぎると付いていけないし、映画俳優でお気に入りが少ないことも原因のひとつかな?
芸能ニュースをチェックする習慣が無いのも原因だな。今どんな映画が製作中で、上映予定がいつ、っていう情報を知らなすぎるし(^^;)
だって、上映期間が一週間だなんて異常でしょう?上映前に情報を知っていなければ、映画館で見ることがほとんど出来ないのよ(怒)

中央日報2007.5.5

そこでこんな記事です。
スパイダーマンは関係なく、韓国映画自体が投資を受けることが難しいということのようです。そういえば、オムテウンがクランクイン直前まで行った映画「因縁」はその後製作自体が頓挫しているようですし、撮影が終わっている映画が上映にこぎつけていない例も沢山あると記事に書いてあります。
イソンギュンとムンソリの「謝罪」?(사과)とか、「チュニャン」の直後に撮影したはずのジェヒ君の映画(題名分からず。たぶん公開していないと思う)とか・・・。

韓国映画がこれからどうなるのかは韓国の製作側の努力如何だと思いますが、こういう事実を知るに付け、たとえ好きな俳優が映画にキャスティングされたと聞いても、上映が決まるまでは。たとえ撮影が始まっても安心できないと思ってしまうわけです(笑)
上映されないと出演料は貰えないのかなあ?(^^;)
by ayamama-de2 | 2007-05-08 17:12 | 映画