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ソウルの隣で・・・^^

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10話あらすじ

10話のあらすじです。

KBSHP「名場面」263番




10話「この地獄で生き残る唯一の道は、常に自分を守ることだ」

ある療養院。
スンハは目の見えない女性のところに会いに行く。
「いつ来たの?そうじゃなくても、日差しが良いのであなたのことを考えていたのよ。あなた、日差しが好きじゃない。手を貸して。手が荒れてるわ」
「元気に過ごしているよ。仕事も上手くいってる。あまり会いに来れなくてごめんよ。こうやって、一人にして、本当にごめん」

図書館で
”この地獄で生き残る唯一の道は、常に自分自身を守ることだけだ”
「最後にこの本を借りた人は誰ですか?」
「貸し出したあとの本は私たちが整理しますので分ります。図書館に来てこれを入れたんです」
「CCTVは?」
「ありません」

療養院で医者の説明を聞くスンハ。
「異形糖尿の場合には、低血糖が一番危ないのですが、最近低血糖になっています。病歴が長い方なので、私どもも気を使ってインシュリンや薬と平行して食事療法、運動療法を行っていますが、血糖値が落ちてしまいます。何かストレスを受けているようです。よく眠れないようですし、食事も余り取れていません。たった一人の弟に会いたいのではないですか?人恋しさもストレスの原因ですから。」

「このカードの意味は何ですか?」
「待つことです。カードで書かれているように、夜で外は混乱しているので、日があけるまで待たないといけません。それと、この月は黄泉の国(下界?)の女神です。または、魔法の女神でもあります。これは、謎めいた事が起きるという意味です。しかし、この中に人の出来る事は何もありません。動けばもっと混乱するだけです、待つしかないんです。門の前にいる2匹の犬がそういう意味です。」
「もし、待たないで動いたら?」
「人が死にます。下にある赤いさそりが、死を意味します。下手に動いたら、さそりに刺されると警告しています」

「カン刑事に、これ以上捜査するなというメッセージじゃないですか?」
「それは違うと思います。犯人は私が探し出す事を願っています。」
オスはソンジュンピョの写真をヘインに見せるが、ヘインは違うと言う。
「この人は誰ですか?」
「ソンジュンピョという記者ですが、ヘインさんを尾行しています。ヘインさんがこの事件に関係している事を知って、ヘインさんの持つ鍵が何なのかオ弁護士に尋ねたそうです」
「弁護士さんがこの人に会ったんですか?」
「今は我々が知っている事を知っていますから、下手に動かないと思いますが、気をつけてください。それから、もし残像を故意に入れる事が出来るとしたら、故意に消す事も出来ますか?」
「それは私にも分りません。人によって見える人と見えない人がいますから。」
ヘインは以前、神父に相談した時に試しに残像を見てみたが、その時は見えなかったと説明する。
「この世で起きる事は、すべて理由があるので、神様が下さった送りものをを正しく使いなさいといわれました」
「以前、コインロッカーの事をおっしゃってましたね。どこだか分るようです」

オスは地獄門の写真を見る。
「目をつぶっている時は審判を待っていた人が、目を開けたら審判をする人になっていたそうです」

スンハ、フリージアを見る。

テソンと男の子
”花が好きか?”
”見てるんじゃなくて、匂いをかいでるんだ。この花、匂いが良いんだ。だから、姉さんが好きなんだと思う」

ヘインは図書館でダンテの神曲の残像を見ようとするが何も見えない。

ソンジュンピョは伯父に会いに行き、12年前のオスの事件について尋ねる。伯父は当時オスの高校の校長であり、記者としての自分を利用したと怒る。
「カン議員のせいで、私の人生はめちゃくちゃになったのに、こんな記事を書かされたとは」
「私を信じて書いたのなら、最後まで信じろ」
「誤解しないでください。私はただ、今からでも事実を知らないといけないと思って・・・」

駅のコインロッカーのCCTVについて確認するオス
「CCTVはありません」
「地獄門にもCCTVはないし・・・・」
オスは親友にタロットカードは送られていないが、誰が受け取ったのか分れば、事件を食い止める事が出来ると心配する。
スンギに荷物を送ったコンビニを確認したが、オスは気がついたことがあった。

警察で。
「もう一つ、共通点が見つかりました。今まで荷物を受け付けたコンビにはすべて、被疑者の住む地域にあると言う事です」
キムスンギに写真を送ったコンビニの近くに、被疑者と指定された人物がいるということになるが、そこはスンギの住む家の近所である。では、今回はスンギが被疑者なのか?しかし、スンギに荷物が届いたが、部屋の持ち主は別の人物であり、送られたのは写真であった事から、今回は例外なのかも知れないとオスは考えた。

スンギにまた荷物が届いた。
あわててオスに電話するが、オスの家から出てくるフィスと女性の写真であったので、会話をごまかすスンギ。

ソクジンは写真を破いてトイレに捨てる。そこへフィスが来る。
「弟の事は調べているか?スンギはカジノの話をするか?」
「今調べています。時々・・・」

チャ事務長は、以前のチーム長に会いに行きテフンの弟の死の事を尋ねるが、チーム長はひき逃げの交通事故死だったと答える。遺体は状態が酷くて確認できなかったが、警察でだびに付したと言う。
「場所など詳しい事がわかったら連絡をください」

オスとミンジェはコインロッカーを見張る。
オスの体を心配するミンジェ。
「ありがとう、心配してくれて」

スンハはジョンヨンに面会する。
ガス銃を送った人物を調べているとスンハから聞いたジョンヨンは、送り主が憎いと言う。
「どうして私に送ってきたのかしら?私が人を殺したのよ。私、あいつを殺したかったのよ。私にガス銃を送った人、その人のせいで私が殺人者になったんです。夜も眠れません。どうして私に送ってきたんでしょう。その人が憎いです」

図書館のヘインを影で見つめるスンハ。
その後教会の懺悔室に行くが何も言わずに去る。

コインロッカーを見張るオスの目の前にヨンチョルがやってくる。
ロッカーの中身を調べるオスは、それがただの原稿だと知る。
「何するんだ」
去っていくヨンチョルを追いかけ
「これが偶然だと?お前が来るのが本当に偶然だと?違う、お前は俺がここにいるのを知って、わざと来たんだ。俺の姿を見たくて来たんだ。面白いか?俺が右往左往する姿を見るのが面白いか。出来るのならお前の手でしろ。他人の人生を台無しにするような卑怯なまねをせず、お前の手で俺を殺せ」
「同じだ。お前は変わったところが一つも無い。相変わらず、悪い奴だ。テフンも言っていた、お前は情けない奴だって。今度こういうことがあったら、警察に訴えるぞ」

”卑怯だ。情けない奴だ・・・・・”

スンハはソラを兄の家に預けるとヘインの母に話す。
「そこには同い年の姪もいるし、ソラには良いと思います」
「弁護士さんがヘインのそばにいて下さって、安心です」
電話を受けて外に出て行くヘイン。

外にはオスが待っていた。
指紋などは無く、知り合いもタロットカードを受け取っていないが、次の犯行を食い止めるためにも、タロットカードを受け取った人を探す必要があると説明する。
「その人を探さなくてはなりません。どんな小さいことでも良いんです」
「食事はされましたか?お腹が空いていると、性急になるそうですよ。」
「誰が言ったんですか?」
「私がです。」
そこへスンハが出てくる。
「ソラの事で来られました」
「オ弁護士のお兄さんがソラを預かってくださると聞きました。良いお兄さんですね」
「私の兄は、一番善良な人です」
「羨ましいですね。そんな人がお兄さんで」
「お疲れのようですね」
「疲れていません」
「無理はしないでください。犯人よりも先に倒れたら大変ですから」
ソラを連れて行くときに、一緒に以降とヘインを誘うスンハ。

公園でタロットカードの残像を調べるヘイン。
「大丈夫ですか?」
「寝れば大丈夫です。荷物を預けたところは新しく出来たコンビニのようです。ピエロがいました」
ジェミンに電話するが、家に着いたばかりだと言われ、自分で探すというオスを見て、
「今回の手紙の内容、覚えていますか?荷物を送った人は、カン刑事が自ら破滅するのを見たがっているんです。自分を見失って混乱すれば、それがまさに地獄ですから。自分を守るのに、一番大切なのは体力です。今日はゆっくり休んでください。」
「ある程度は成功しています。私が崩れるのが犯人の目的だとしたら、成功していると思います。頭の中で、常に同じことを考えています。私には資格があるのかどうか。犯人を捕まえる資格、犯人を憎む資格が、果たして自分にあるのか。いつも昔を思い出して、後悔して・・・・
今、私を心配しているでしょう?」
「いいえ」
「どうして心配しないんですか?私は真剣なのに」
「カン刑事を信じてますから」
「行きましょう」
「家に行くでしょう?」

酔って家につくソクジン。
「フィス兄も知っているのか?お前に恋人がいる事」
「別れたと言っただろう。金を貸してやるから、家を出ろ」
と家を出て行くソクジン。

夢を見るオス。
ナイフの先を上に立てて刺した振りをするが、テフンが倒れてきた拍子に・・・・。
ソクジンからの電話で起こされるオス。
「オス、俺はお前を信じてる。わざとじゃないって俺は信じてるぞ。悪かった。俺が悪かった。オス、本当に悪かった」

翌朝、カン議員に会うソンジュンピョ。
12年前の殺人事件に関する、根拠の無い記事を書いたというジュンピョ。
「父親の立場も分りますが、私は今からでもきちんとした記事を書きたいと思っています。十分な証拠もありますし」
「書きたければ書いたらいい」と切り捨てるカン議員。

ソクジンに電話するカン議員。
「私だ、最近チョン社長は何をしている。」
「カンナムにキャバレーをオープンしたと言う事です」
「私に連絡するように伝えろ。フィスには内緒だ。」

コンビニを調べるオスとミンジェ。

ヘインは図書館で神曲の残像を調べるが、過労で倒れてしまう。
スンハが助ける。

荷物を預けたコンビニを探し出す。

病院で眠るヘイン。

荷物の受取人はソンジュンピョで、預けたのはピエロだった。
「帽子をかぶって、足の悪い男で、口が利けませんでした。黒い手袋をしていました」

スンギはナフィがフィスの妻だと言う事を確認する。

ソンジュンピョは交通課を訪れる。

チャ事務長も元のチーム長から事後現場の場所を聞く。
「通報者は何も言わずに去ったんですか?」

バンチーム長に電話。
「チョンテフン事件担当刑事と話したんですが、誰かが事件について聞いていったそうです」

ソンジュンピョは交通署長にチョンテソンの事故について尋ねる。
「事故現場が被害者と全く関係ない場所なのですがなぜでしょうか?」
「分りません」
「通報者は?」
「行ったら誰もいませんでした」
次の雑誌に自分の企画記事を載せると電話をする。

ソンジュンピョにいくら電話しても出ない。
オスはヘインに電話するが、スンハが出て、
「今眠っていますので、電話に出れません」

ヘインは目が覚める。
「大丈夫ですか?」
「なぜここにいるんですか?」
「私の前でわざと倒れたんじゃないんですか?お母さんには連絡しませんでした。こういうことはよくあるんですか?」
「いいえ」
「倒れた理由を聞かないのですか?」
「医者が、慢性疲労とストレスだと言っていました」

家の前で
「ヘインさん、おやすみなさい」

ジュンピョの家の前で待つオス。

ジュンピョは事故現場で取材をする。
店の前にいた老人から事故の事を聞く。
「話だけ聞いたんだが、あいつらの事は覚えている。店にパンや牛乳を買いに来た。一人は事故で死んだが。轢いた奴は今もどこかで生きているのだろうが・・・。」
「死んだ学生について覚えている事は無いですか?」
「二人とも、親がいないのか、家出したのか。しかし、いい子だった」
「では、一緒にいた子が通報したんですね」
「そうだろう、いつも一緒にいたから。どこにいるかは分らない。事故の次の日、そいつが一人で事故現場に立っていた。それ以降は見ていない」
「よく覚えていますねえ」
「死んだ次男と同じ名前だったんだ。おかしいんだよな。そいつが一人で立ってるから、お前は一人なのかと聞いたら、テソンが遠くに行きました、と言うんだ」
「何がおかしいのですか?」
「事故にあった奴が、そいつの名前を呼んでいるのをしっかり聞いていたんだ。間違えなく、テソン、そう呼んでいたんだ。死んだ、私の息子もテソンだ。」
「おじいさんの勘違いでしょう」
「そうだとしても、わしの記憶はそうなんだ。それで、お前の名前はテソンじゃなかったのかと訊ねたら・・・・・」
”違います。僕の名前はスンハですよ、おじいさん”

ソンジュンピョが家に帰ってくる。
「荷物を受け取ったでしょう?」
「その前に、カン刑事が知っておくべき話があります」

(あらすじ翻訳 あやまま)
by ayamama-de2 | 2007-04-20 18:36